裁判所職員の劇で裁判員体験 6/15に模擬評議


 札幌地裁小樽支部(花園5)は、5月21日から裁判員制度がスタートしたことを受け、6月15日(月)13:30~16:30、市民を対象とした裁判員の模擬評議を開催する。
 今回の模擬評議は、市内で2回目となる。裁判所職員が、刑事裁判を再現する劇を法廷で実際に行い、参加者がそれを見て裁判官とともに模擬評議を行う。
 同支部では、昨年10月、第1回の模擬評議を開催した。前回は、刑事裁判の姿を分かりやすく描いた映画「審理」のDVDを見てからの模擬評議だった。
 「DVDだとリアル感がなかった。劇をやって実際のやりとりを見てもらうことで、よりリアルに裁判の雰囲気を感じられるはず。それをもとに模擬評議をしてもらって裁判員のことを理解してもらいたい」(庶務課)。
 模擬評議の定員は20名。参加希望者は、6月1日(月)から11日(木)までに同支部庶務課へ。問合せ・申込:0134-22-9157 内線25。
 今年度は、小樽や札幌、岩見沢などの札幌地方裁判所管内で発生する刑事事件に対し、小樽市で257人が裁判員候補者の名簿に登載されている。
 関連記事
 裁判員制度