「第51回さっぽろライラックまつり」が5月20日(水)から始まったが、小樽の街のあちこちでも薄紫色のライラックの花が満開となり、初夏への移り変わりを彩っている。
ライラックは、イギリス名で、日本名はハナハシドイ。このほか、フランス名のリラとも呼ばれている。ヨーロッパが原産地で、モクセイ科の落葉樹。
筒状の4つの花弁の花が密集して円錐状のひとつの花房を形成し、いくつも集まって咲く。甘酸っぱい芳香を放ち、香水の原料にも使われる。
花言葉 は、 友情 ・ 青春の思い出 ・ 純潔 ・ 初恋 などで、フランス歌曲”リラの花”で「リラの花咲く頃・・・・・いとし人の名をよぶ」と歌われている。日本では岡本敦郎が歌った「リラの花咲く頃」が有名で、「リラの花が胸に咲く今宵 ほのかな夢の香に・・・」と歌われている。
5月も下旬となり初夏に移り変わる中、小樽市内では、このライラックの花があちこちで満開を迎えている。
暑くも寒くもない心地よいこの時期に咲く、薄紫のライラックの花。小樽の青空を背景に咲き誇り、芳香を漂わせている。