生きた卵を展示 おたる水族館「コロンブスのたまご」


tamago.jpg 産卵時期の2週間しか見ることが出来ない、生きた卵を展示する珍しい企画「コロンブスのたまご」が、おたる水族館(祝津3)で、6月7日(日)まで開かれている。
 企画展 「コロンブスのたまご」は、命をつなぐカプセルとして、卵にスポットライトを当てている。「水に棲む生き物たちの卵を生体展示し、神秘的な命の息吹と輝きを伝えたい」(同館) としている。
 展示は、館内正面ロビーのウミガメ水槽の向かい。ナヌカザメやカエルとサンショウウオ、ヤリイカの卵が並んでいる。

 中でも、ナヌカザメの卵は、卵からふ化した幼体の展示で、卵の中で動くサメの子供を観察出来る。卵を立てて後ろから光りを当てて展示しており、 普段は海底にあり見ることのできない貴重な卵を、間近で見ることが出来る。
 企画名の「コロンブスのたまご」は、1492年にアメリカ大陸を発見したコロンブスの偉業から付けた。卵の展示は、産卵時期からふ化するまでの期間限定で、5月23日(土)から6月7日(日)までのたった 2週間だけだ。


ヤリイカ

エゾアカガエル

エゾサンショウウオ

ナヌカザメ