朝里川温泉に大規模パークゴルフ場 来春GWにオープン


parkgolf.jpg 市内望洋台から朝里川温泉に向かう森の中で、現在、45ホールの大規模なパークゴルフ場の建設が進められている。
 来春GWにオープン予定の「小樽マリンヒルパークゴルフ場(仮称)」(朝里川温泉1・45ホール)で、山の上部にあるマリンヒルホテル小樽のパークゴルフ場につながる。
 このパークゴルフ場は、「出身地の小樽で、自分たちが設計したものを経営したかった」と、株式会社都市環境コンサルタント(札幌)の黒田圭司代表取締役が、新たに株式会社PGN(ピー・ジー・エヌ)を立ち上げて設計・運営する。
 望洋台から朝里川温泉に向かう途中にあるドッグランに隣接する土地約6.5ヘクタールに、後志管内最大規模となる45ホールのコースを造成中だ。建設費用は約2億円。施行は、阿部・江口工業JV。場内一部の建物は西條産業。
 工事は、第一期(27ホール)と第二期(18ホール)に分けて行われている。第一期の工事は、すでに4月からスタートし、8月末までに終わらせ、この後、芝の養生作業に入る。第二期は、夏に取り掛かり、11月初旬には芝の養生作業を行う予定。
 環境問題を考え、牛ふんの有機肥料を利用した土壌でコース整備を行い、オープン後には、コースの芝刈り後に出る廃棄物を、この有機肥料に入れてリサイクルするという。
 この45ホールの山側には、すでにマリンヒルホテル小樽のパークゴルフ場(27ホール)があり、2つ合わせると全国大会開催に必要な72ホールとなるため、「全国大会も出来るようなパークゴルフ場にしたい」(黒田社長)と、来春のオープンに向けて詳細を詰めることにしている。