「伝えたい小樽の風景」を募集 市民生活ガイド


shiminguide.jpg 財政難の市に代わって、広告収入だけで「小樽市民生活ガイド」の発行を進める市内の広告代理店3社による共同企業体は、市民参加企画として「伝えたい小樽の風景」を募集している。
 市民生活ガイドの発行のために市と協定を締結したのは、株式会社北海道広告社(前野晃寛代表取締役)・株式会社オープラン(小笠原眞結美代表取締役)・株式会社北日本広告社小樽営業所(角野由和所長)の3社。
 これまで市は、このガイドブックのほかに、小樽市子育てや介護保険、家庭ごみ・資源物の分け方など、5種類の冊子を毎年発行している。これを、今回、1冊にまとめ、民間の広告代理店による広告収入で発行経費を賄い、市の経費を約400万円削減する。
 今年度発行する市民生活ガイドは、A4版約200ページ・フルカラー。70,000部印刷し、市内全世帯に配布する。8月中旬完成予定。この編集・印刷・発行・配布を、共同企業体の3社が、約1,500万円の広告収入で行う。6月10日(水)現在、当初予算に対して80%以上の広告掲載が決定しているという。
 今回、「市民が参加できる企画はないかと考えた」と、観光情報誌に載っていない普段の小樽の風景を募集し、このガイドブックの見開きページに10点掲載することにした。これにより、l新たな小樽の風景の発掘も狙っている。
 応募は、小樽在住者限定。「あなたが伝えたい、自然、街並み、街角、建造物、公園などの風景」と、郵便番号・住所・氏名。年齢・電話番号を記入し、はがきかメールで。風景の記入は、「○○山から見た○○方面の景色」や「入船○丁目○○商店あたりの街並み」。
 応募のあった風景は、プロカメラマンが撮影する。採用された人には、特製絵はがきのプレゼントがある。締切は、6月25日(消印有効)。
 郵送は、〒047-0031 小樽市色内1丁目9番6号 オー・プラン内 小樽市民生活ガイド発行共同企業体事務局 「伝えたい小樽の風景係」まで。メールは、hp@o-plan.com。問合せ:0134-29-1003 
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