「ダンスうんどう」に汗 手宮西小6年生 


danceundo.jpg 小樽市立手宮西小学校(清水町5・木村公全校長)の体育授業の表現運動「ダンスうんどう」が、児童たちから「みんなで笑って体育の授業が出来るので楽しい」と好評を博している。
 同校の「ダンスうんどう」導入は、昨年度、市内のダンスうんどう塾(小林英夫塾長)に通う児童の「授業でダンスうんどうをやってみたらどうか」との提案を受けて、スタートした。6年生を対象としており、昨年は、小樽で開催された全国大会の団体戦準優勝という成果を残した。
 「ダンスうんどう」は、保育園・幼稚園や小学校で、簡単に効率的に学べるようにと考案された学習システム。小樽が発祥の地で、小林塾長は、少年少女のスポーツとしての位置づけになるようにと全国各地を飛び回っている。平成24年度からは、中学の指導要領にも盛り込まれる。
 今年度の授業は、6月24日(水)・26日(金)・7月1日(水)の6時限の日程で行われた。6年生25人は、基本動作からリズム・ステップ体験、ターン、ステップなど、段階的に技術習得に励んだ。
 最終日の7月1日(水)は、学習カリキュラムの集大成として、音楽に合わせて、リズム体操、メレンゲ、サルサ、マンボーの4種類の完成度を高めた。児童のほかに、担当教諭や保護者も参加し、輪になって手を繋いだり、2人1組になって息をぴったり合わせてステップ・ターン・ジャンプなど、汗を流して「ダンスうんどう」を楽しんだ。
 「ダンスうんどうというスポーツを学べて楽しい。みんなで笑いながら学べるので嬉しい」(福島唯起ちゃん)
 「みんなでリズムを取って楽しい。覚えるのは大変だけれど、体育の授業でダンスうんどうが出来て楽しい」(間嶋玲衣ちゃん)
 「大変だけれど、ちゃんとダンスが出来た時がすごく嬉しい。ダンスは得意じゃないけど、上達しているのが実感できる」(小田中一馬くん)と喜んでいる。
 木村校長は、「ボランティアで指導して頂き、ダンスうんどうのほかにも、挨拶から始まり、心の教育をしてもらって大変助かっている」。
 小林塾長は、「子供の教育のために頑張っている。子供は磨けばダイヤモンド、そのお手伝いが出来るだけで嬉しい」と話している。
 ダンスうんどう塾
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