“地域に恩返し” 北照高の「夏季開放講座」


 小樽のスポーツ校・北照高等学校(最上2・原岡賢吉理事長・学校長)は、7月の夏休み期間中に、地域の子供や高齢者など市民を対象とした無料の「夏季開放講座」を初開催する。
 同校は、1901(明治34)年に開校。これまで19,000人にも及ぶ卒業生を輩出してきた。スキーでは、世界トップ級の人材を輩出、野球では甲子園に出場するなど、各分野のスポーツ選手育成に力を入れている。
 今年4月に同校に就任したサッカー専門の丸谷一気教頭が、「女子サッカーの普及」を目指して、7月の夏休み期間中に女子サッカー教室を開催することにした。これに伴い、各教諭からも様々な案が出され、「夏季開放講座」として、フィットネス教室と革細工教室も実施されることになった。
 女子サッカー教室は、7月27日(月)から8月4日(火)10:00~12:00。「1週間であなたも選手に!」をテーマに、ドリブルやパス、トラップ、シュートなどの基礎技術をはじめ、攻防技術、ミニゲームによる戦術などが行われる。小学5年~中学3年の女子が対象。定員20名。
 フィットネス教室は、27日(月)・28日(火)・30日(木)・31日(金)10:00~12:00の4日間。「フィットネスで健康ライフ」をテーマに、同校のマシンを使ったトレーニング、ダイエットや筋力トレーニングなどの目的に応じたプログラムが行われる。主婦・高齢者・興味のある人などが対象。定員10名。
 革細工教室は、27日(月)から29日(水)10:00~12:00。革細工で自分だけの手作り小物を作成することが出来る。だれでも参加可能。定員10名。
 「創立100年を超える学校で、これまでの伝統にあぐらをかいていた。市民の方々に恩返ししたいという気持ちで企画した」(丸谷教頭)としている。
 受講料はすべて無料。サッカーとフィットネス教室は、障害保険料400円の負担が必要。申込は、7月17日(金)まで。 こちら
 問合せ:0134-32-0331