運河と倉庫を親子でスケッチ


skech.jpg 夏らしい絶好の快晴となった8月8日(土)、観光客で賑わう小樽運河周辺で、「親と子のスケッチ会:運河と倉庫」(小樽再生フォーラム主催)が開かれた。
 スケッチ会は、同民間団体が「まちづくりの学習の機会のひとつ」として、昨年に企画した。しかし、昨年はPR不足もあって、参加者がゼロだったため中止となった。今年は、市内外の小中学生17人とその保護者8人の計25人が参加した。
 今回の参加者の中には、松ヶ枝中学校の2年生7人の姿も見られた。担当教諭が休みを返上、夏休みの宿題のためのスケッチ会として付き添った。
 参加者たちは、運河と倉庫群をじっくり眺めながら、運河散策路や中央橋などに腰をかけ、鉛筆や筆、クレヨンをそれぞれ走らせた。写生の時間はわずか2時間だったが、「ガス燈から描けばいいかな」、「どこから描けばいいかな」と親子で相談しながら和気藹々と作業を進めた。

 この日は、最高気温が26.2℃で夏日を記録。強い陽射しが運河周辺にあたり、懸命に写生する子供に日傘をさしかける親の姿も。
 緑小学校の5年・加能里菜さん(11)と2年・河辺実優ちゃん(7)は、「絵を描くことが好きで参加した。夏休みの宿題になるように頑張って描く」と張り切っていた。
 参加した子供たちの作品は、8月10日(月)から15日(土)11:00~17:00まで、道新展示スペース・オアシスに飾られる。
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