天候不順がウニ漁にも影響 漁獲量減り高値

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 「雨で泥混じりの川の水が流れて、海が濁って底が見えなくなる」。「シケの日が多くて漁に出れない」。
 降水量が例年より倍以上も多かった7月の天候不順によって、小樽でのウニの出漁回数が減り、数量・価格に 大きな 影響を及ぼしている。

 小樽市漁業協同組合 (色内3・岩木剛代表理事組合長) によると、5月10日(日)から解禁となったウニ漁でセリに掛けられたのは、7月末現在、 12万4,000枚。これは、昨年の17万4,000枚より、5万枚も少ない。この漁獲量の減少に伴い、価格は昨年の2割程度の高値で推移したという。
 「昨年も減っているけれど、今年はそれよりももっと減っている。 天候不順で、 シケが多くて出漁する回数が減り、さらに海の水が濁って底が見えず、漁に出ても獲れない。自然相手だから仕方はないが」 (漁組)と話す。
 夏の小樽の漁獲の主なものはウニ漁。このウニ漁は、小樽が発祥の地で、昭和40年後半から全国で初めてウニの折り詰めが始まったことで知られ、小樽ブランドにもなっており、全国各地で需要が多い。
 しかし、この7月の天候不順で、昨年よりも5万枚も少ない状況で、市内の漁師たちは、「今年のウニ漁は全然ダメだ」と嘆いている。
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