音楽劇「遠き橋懸り」 14日から三夜連続


hasigakari.jpg 武家に生まれながら能楽師となった男の運命を描く音楽劇「『おたる遊幻夜会』Vol.1~遠き橋懸り~」が、8月14日(金)・15日(土)・16日(日)のお盆の三夜、市指定歴史的建造物・能楽堂(花園5・公会堂内)で開かれる。
 おたる遊幻夜会実行委員会(井上一郎実行委員長)の主催。「小樽市能楽堂くを、多くの方々に親しんでいただきたい」と企画した。
 別冊文藝春秋2009年1月号に掲載された、小樽出身作家・蜂谷涼さんの「遠き橋懸り」が原作。小樽の能舞台に取り憑いた、武家に生まれながら能楽師となった男・浜口資次郎の波乱万丈の運命を描く。

 伊藤哲哉の一人芝居(十島英明氏演出)と、札幌交響楽団オリジナル曲(浅野宏之作曲)の生演奏がコラボレーションする音楽劇となっている。
 開催前夜の13日(木)は、最後の全体リハーサル”ゲネプロ”を能舞台で行い、関係者たちにその完成度をお披露目した。
 「『おたる遊幻夜会』Vol.1~遠き橋懸り~」は、8月14日(金)・15日(土)・16日(日)、いずれも19:00から。当日3,500円、自由席。収益の一部は、能楽堂の修繕費に充てられる。
 おたる遊幻夜会』Vol.1~遠き橋懸り~