“能”の世界を体験 伝統文化こども教室スタート


nou1.jpg 「能を見たことありますか?」。
 「テレビではあります」。「狂言は学校で見たことがあります」。
 700年の歴史を持つ”能”の世界を体験する、こども限定の「能を楽しもうプロジェクト2009」が、9月23日(水・祝)から市公会堂でスタートした。
 旧岡崎家能舞台を生かす会(三ツ江匡弘会長)の主催。市内の能舞台・公会堂・市民会館などを会場に、全11回の講座を予定している。
 初日の23日(水)は、「能って何?!1(能の話)」。三ツ江会長は、「能は、650年から700年前に出来たものです。見たことがありますか」と、参加した子供たちに問いかけた。
nou2.jpg 「能は、歌と舞で構成されています。ですから、歌舞劇(かぶきげき)と呼ばれていました。特徴的なところは、能面を使うところで、仮面劇(かめんげき)とも言います」 と説明し、能面を子供たちの顔の前に出した。能の映像を見ながら、舞台での役割など基本的なことを解説した。参加した子供やその保護者たちは、熱心に耳を傾けていた。
 2回目の26日(土)は、仕舞・謡にチャレンジ、3回目の27日(土)には、稽古を始める。
 この後、能をテーマとした和菓子づくりや模型作りも行いながら、11回目の最終日の11月8日(日)の発表会まで稽古を続けていく。
 対象は、小学3年生から中学3年生まで。参加費無料。途中参加も可能。
 申込は、名前・学年・住所・電話番号・ファックス番号・保護者の名前をファックスで事務局へ。電話やEmailでもOK。
 ファックス:0134-33-8713、電話:0134-22-8713、Email:mitsue01@nifty.com