勝納川に桜並木を 緑のまちづくりの会が植樹


katunaisakura.jpg 市内のボランティア団体「おたる緑のまちづくりの会」(佐々木清志会長)は、10月24日(土)、勝納川沿いにソメイヨシノの桜の木を6本植樹した。
 緑を中心とした小樽の街づくりを目指す同会(会員50名)は、2003(平成15)年に結成。これまで、運河公園の桜植樹と消毒・冬囲い、水天宮の桜の整理、妙見川のシダレ柳植樹の手伝い、旧日銀通りのプラタナス落ち葉の清掃などのボランティア活動を実施している。関連記事
 今回は、「勝納川沿いに桜並木をつくりたい」と、市の「ふるさとまちづくり協働事業」の助成30万円を含む総額40万円で、高さ8mのソメイヨシノを6本購入した。
 23日(金)に、北の誉の酒泉館横の勝納川の遊歩道沿いに、木を植えるための穴を開けて、ソメイヨシノの木を同所に運んだ。
 24日(土)は午前から、(有)中和建設の協力を経て、会員10人が作業を分担しながら植樹活動を行った。今回購入した桜の木はすでに8mもあり、1本植樹するために多くの時間と体力が必要で、会員たちは、緑のまちづくりのためにと、汗を流しながら懸命に作業に取り組んでいた。
 「勝納川はきれいに改修工事が行われたのに、何も彩るものがない。せっかく酒造会社があって観光スポットになっているので、桜を植えて、花見でも出来ればと思う。今後も、植樹を続けて、川沿いを彩りたい」(同会)としている。