小樽の美園アイス創業90周年 記念作品集発刊


misono.jpg 美園アイスクリーム本舗(稲穂2・漆谷匡俊社長)が、9月25日、創業90周年記念公募作品集を50部発刊したところ好評を博し、急きょ、100部の増刷を行った。
 同店は、1919年(大正8)年の創業。都通商店街のアーケード内に店舗を構える。北海道で初めてアイスクリームを登場させ、大正・明治・昭和初期と一世を風靡した。そのさわやかで独特な風味の美園アイスクリームは、懐かしい手造りの味として90年も親しまれている。
 創業90周年を記念して、3代目の漆谷社長は、「アイスクリーム」や「小樽美園」との出逢いや想い出をホームページで募集したところ、全国各地から、詩や短歌、俳句、随筆などの作品が約40点ほど集まった。
 このうち、最優秀作1点と佳作7点をホームページで発表した。
 最優秀作は、北海道虻田郡の古舘弘子さんの随筆「小樽の美園~大切な人とアイスクリームを~」。親子三代で、大切なパートナーと食べた美園アイスクリームの想い出をつづった作品となっている。
 
 「お寄せいただいたどの作品にも、それぞれの人生を彩るアイスクリームの想い出が詰まっており、深い感銘を受けました。その感動を分かち合いたい」と、応募のあったうちの34作品を一冊の本にして発刊した。当初は50部印刷したが、作品応募者などから好評だったため100部増刷した。
 非売品だが、希望者には一部500円で販売する。店内でも作品集は読むことが出来る。
 90周年記念作品!入賞者発表!