手宮西小が「ステリ・PRO」導入 インフル予防対策


tenisi-suteri.jpg 市立手宮西小学校(清水町5・木村公全校長)は、11月1日(日)の「学習発表会」(学芸会)で、インフルエンザの予防対策として、地元企業の株式会社ミツウマが販売する弱酸性次亜塩素酸水「ステリ・PRO」の加湿器を、会場の体育館出入口に設置した。
 10月下旬の市内では、41小中学校のうち半数の学校が、インフルエンザの影響で学級・学年・学校閉鎖となった。このため、学芸会の日程が遅れたり、授業日数が足りなくなる事態が生じている。
 手宮西小学校では、128人の児童のうち21人がインフルエンザにかかり、10月14日(水)から18日(日)まで学校閉鎖の措置を取った。当初10月25日(日)に学習発表会を開く予定だったが、1週間延期し、11月1日(日)に開いた。
 学習発表会は、1年生から6年生までが劇や合奏を披露する場で、父母をはじめ地域住民など大勢の人が学校に集まる。
 このため、「流行の第一波は過ぎたが、まだ3割の児童しかインフルエンザにかかっていない。今、第二波が高島、北山、長橋にきているので、まだかかっていない7割の児童にもしものことがあっては大変だ。色々工夫して授業時間をとっているが、これ以上学級閉鎖とかになると本当に間に合わなくなる。予防することが大事だと聞いたので、出入口にステリ・PRO専用の加湿器を設置して噴霧し、学校に来る人が持ってくる菌の除去を出来るように対策した」(木村校長)と話している。
 「ステリ・PRO」は、インフルエンザや食中毒の原因菌に抜群の効果を持つ弱酸性次亜塩素酸水。株式会社ミツウマ(奥沢4・小舘昭一代表取締役社長)が販売権を取得し、市内外の幼稚園や保育所、企業などに設置している。
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