KONAMI「特別スイムレッスン」 オリンピックコーチが指導


konami1.jpg オリンピック選手を輩出したコーチによる「特別スイムレッスン」が、11月5日(木)、コナミスポーツクラブ小樽(築港)で開かれた。
 レッスンコーチには、1992年のバルセロナから2008年の北京までのオリンピック5大会連続で、三宅愛子や山田沙知子、三田真希、春名美佳の4選手を輩出した田村栄子氏(49)を迎えた。田村コーチは、女性初のオリンピック代表コーチを務めたことでも知られている。
 「スポーツを通じて、地域の皆様の健康増進のお役に立ちたいと考えている。また、プール人口の増加にもつなげたい」(上田真一支店長)と企画した。
 レッスンは2部構成で、第1部「マスターズ初級」(11:00~12:30)と第2部「クロール」(13:30~15:00)が行われた。
 「マスターズ初級」では、50~70代のマスターズスイマー10人が参加し、「よりキレイに・より楽に4泳法を泳げる」技術アップに取り組んだ。
konami2.jpg 田村コーチは、「脈・息の上がり具合や水の感覚などウォーミングアップで体調チェックをすること。マスターズスイマーは、頑張り過ぎるから大会で失敗する。選手自身がちゃんと体調管理すると、90歳までは泳げる」と呼びかけた。
 バタフライのレッスンでは、身振り手振りで、腰を使って尻を上げることを意識するよう訴えた。クロールでは、腕の動きは水中で重く感じたところを面で押すことと指導し、レベルに応じた練習メニューで、スイマーたちの泳ぎをチェックした。
 このメニューで泳いだ人たちの中には息を切らす人も見られ、「水中で息をしっかりはくこと。息をとめて泳ぐと脈拍が上がる」とアドバイスした。
 約90分間のレベルの高い指導を受けた小樽のマスターズスイマーたちは、「クロールのキックよりも背泳ぎのキックが良いと褒められたのですごく嬉しい。田村コーチのレッスンを受けたらぐんとレベルが上がった気がする」(佐藤昭雄さん・76)。
 「マスターズの大会に出て、たまに入賞出来るくらいのレベルだが、体調管理が重要だと教えてもらったので、今後にいかして大会で良い記録が出るように頑張りたい」(安澤一彦さん・53)と喜んでいた。問合せ:0134-24-7777
 コナミスポーツクラブ小樽