市教委「学校規模・適配基本計画」 15年間で小中学校を半減


 小樽市教育委員会は、12月16日(水)13:00から市役所別館第2委員会室で開かれた市議会第4回定例会・学校適正配置等調査特別委員会(佐々木勝利委員長)で、パブリックコメントを経てまとめた「小樽市立小中学校学校規模・学校配置適正化基本計画」を発表した。
 同計画は、2010(平成22)年度から2024(平成36)年度までの15年間で、小学校27校、中学校14校の計41校から、小学校13校、中学校8校の21校に半減させる。
 市教委は、塩谷・長橋、高島・手宮、中央・山手、南小樽、朝里、銭函の6地区ブロックごとに学校再編を進める。来年度の連休明けまでに、地区ブロックごとに実施計画のプランを複数作り、懇談会で発表し、地域の意見を取り入れることにしている。実施計画がまとまったブロックから、学校再編を進める方針だ。
 実施計画の作成後には、学校関係者、地域、PTAなどによる協議会を作り、再編の進め方などを検討することにしている。協議会の会議の様子は議事録などで情報公開する。
 この日の特別委員会では、佐藤禎洋議員の質問に対し、「早く進むブロックもあるし、何回も議論を重ねる必要のあるところもある。スケジュールを早めて欲しいという意見もあるので、地区ブロックごとにまとまったら実施していく」(適正配置担当)と答えていた。
 小樽市立小・中学校の規模・配置の適正化について
 小樽市立小中学校学校規模・学校配置適正化基本計画素案
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