海の楽しみ方紹介 「小樽うみ元気 魚市」


 「小樽の前浜で獲れた新鮮な海の幸を味わってみませんか?」
 「小樽うみ元気プロジェクト(小樽うみプロ)」(森井秀明委員長)は、小樽の海の楽しみ方を紹介する「小樽うみ元気 魚市」を、2月11日(木)・13日(土)11:00~16:00の2日、ウイングベイ小樽(築港)ネイチャーチャンバーで開催する。
 小樽うみプロは、海を活用した体験プログラムの場を提供している団体で、「魅力的で地域一体感のあるプログラムデザインを行い、その評価を行うための事業の一環にしたい」と、このイベントを開く。
 お魚のデザインポストカードのお披露目、市場紹介、祝津の漁師による浮き玉の網掛け体験、魚介類の即売会、魚介類調理の実演販売など、多種多様なメニューで、海の楽しみ方を紹介する。
 ポストカードは、小樽発のレコードレーベル「株式会社オタルレコーズ」(宮越貴大代表)が作成している。小樽の水産物をモチーフにしたテキストスタイルデザインで、ニシンやカナガシラ、ホソメコンブ、スケトウダラなどの魚種の紹介カードとなる。魚にまつわるエトセトラ(いろいろ)なども盛り込む。
 「小樽のキャラクターにも使用出来るようなデザインになれば」と、現在、製作が進められている。イベント会場では、お披露目と同時に配布も予定している。買い物した人には無料で配る。
 即売会では、小樽産魚介類や加工商品を展示販売する。実演販売では、市内の飲食店が、一品500円(税込)の魚介類料理を各店50食程度を提供する。和洋中の様々なアイディア料理が作られる様子を、その場で見て味わうことが出来る。小樽商科大学の学生たちが考えたホッケコロッケやワラズカコロッケも出品する予定。
 「海を五感で感じる大切な要素として『食』が欠かせない。小樽には漁港があり新鮮で多彩な魚介類が産するが、その認知度は高いとは言い難い。イメージの構築を試験的に行いたい」と事務局では話している。
 2月11日(木)と13日(土)の2日、ウイングベイ小樽のネイチャーチャンバー広場には、海を楽しむ多彩なメニューが盛りだくさん用意される。
 旬の小樽の魚市