水産市場の初せり 昨年の取扱量は65%減 

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suisanhatuseri1.jpg 小樽市公設水産地方卸売市場(高島1)の初せり式が、6日(水)5:00から行われた。
 夜明け前の薄暗い市場に、卸売業者や買受人など水産業関係者約60人が集まった。
 開設者の小樽市の山田厚副市長は、「昨年11月末までの取扱数量は前年の7割と大きく割れ、金額についても59%とほぼ半減の落ち込みと聞いている。これからシケが多くなる厳しい季節となりますが、取扱数量・金額が増加することを期待している」と挨拶した。
suisanhatuseri2.jpg 小樽機船漁業協同組合・佐藤竹榮代表理事組合長は、「昨年はシケで出漁が減少した。世界経済の低迷、デフレなどで、中小零細企業が壊滅する打撃を受けている。新政権には、なんとか景気の打開策をと要望する。威勢の良い年になるよう願っている」。
 小樽鮮魚買受人連合会・安田博会長は、「昨年は2隻の新造船が投入され歓迎している。今年はこれらの船が参加し、少しでも水揚げが増えることを期待している」と述べた。
 小樽鮮魚買受人連合会の太田清一専務理事の掛け声で3本手締めを行い、2010年の初せりが始まった。
 年末年始と正月明けがシケとなったことから鮮魚は並ばず、昨年暮れに水揚げされたアサバガレイの冷凍約450kgが広い場内の一部に並ぶ寂しい初せりとなったが、威勢良い業者の掛け声が久々に響き渡っていた。
 同市場によると、平成21年の市内の卸売数量・金額(11月末現在)は、数量3万3,260トン(前年対比65%減)、金額22億3,712万9,549円(同52%減)、平均単価は67円(同83%減)となっている。