米艦船ブルーリッジ 市が「入港を認める」


 小樽市は、1月25日(月)、米海軍艦船「BLUE RIDGE(ブルーリッジ・LCC19)」(19,200トン)の入港を認め、勝納ふ頭1番バースを使用岸壁として手配することを決めたと発表した。
 市は、1月12日の小樽港長(小樽海上保安部・村田織彦部長)からの米艦船入港要請後、①入出港時及び接岸時の安全性、②商業港としての港湾機能への影響、③核兵器の搭載の有無、の3つの判断基準について検討してきた。
 山田勝麿市長は、「今回、入出港時の安全性、それから商業港湾機能への影響はないと判断しました。外務省から、ブルーリッジは、搭載能力がない以上、核兵器を搭載していないことにつき、我が国政府として疑いを有していませんと、明確に回答を頂いたので、これに沿って、入港を認めることにした。今般、核密約問題があり、明確にきっちり白黒つけてくれとお願いし、今回、回答を頂き、入港を認めることにした」と述べた。
 同艦船は、2月5日(金)10:00から9日(火)10:00までの5日間、勝納ふ頭1番バースに停泊する。
 米艦船「ブルーリッジ」 8回目の小樽寄港を要請 (2010/01/12)