後志北部に「暴風雪警報」 猛吹雪の小樽 


0126-1.jpg 1月26日(火)の小樽市内は、強い冬型の気圧配置の影響で「暴風雪警報」が出され、猛吹雪の大荒れの天候となっている。
 札幌管区気象台は、05:00に「暴風雪に関する北海道地方気象情報 第4号」を発表した。「日本海側の陸上では、引き続き26日夜遅くにかけて、雪を伴い西または北西の風が非常に強く、大荒れの天気となるでしょう。暴風や突風、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に厳重に警戒して下さい」としている。
 市内の気温は昼になっても-7.5℃と低く、積雪量は09:00に74cmを記録してから10:00と11:00は×で測定不可能の状態となっている。
0126-2.jpg この荒天の影響で、敦賀-小樽間のフェリーに遅れが生じている。
 市民たちは、早朝から雪かきに覆われた。吹雪のために、かいてもかいてもすぐに雪が積もり、「雪が少なくていいあんばい(調子)だと思っていたら、これだもんな。やんなるよ」と、ため息を漏らしていた。
 降雪が強くなると視界がさえぎられることもあり、車はノロノロ運転を強いられていた。
 26日(火)は「第56回文化財防火デー」で、小樽市消防本部は、道道小樽臨港線沿いに建つ市指定歴史的建造物の旧大家倉庫(色内2)で火災防御訓練を行う予定だったが、この荒天で中止となった。