雪あかりボランティアに温かい蕎麦 北大歯学部同窓会


sigakubusoba1.JPG 市内の歯科医師で作る「北海道大学歯学部同窓会小樽支部」(高橋一秋支部長)は、「第12回小樽雪あかりの路」を支える韓国と中国人ボランティア62名に、2月9日(火)から11日(木)までの3日間、蕎麦屋籔半(稲穂2)で温かい蕎麦をご馳走している。
 同支部は、「小樽の地域医療への貢献だけでなく、地域に根ざした社会貢献にも力を入れている」。
 この活動は、有志の一人が、7年前に、外国人ボランティアに蕎麦をご馳走したことが始まり。その後、支部の社会貢献活動の一貫として、毎年続けている。
sigakubusoba2.JPG 今年は、韓国52人、中国10人の計62人のボランティアを分け、3日間でご馳走している。「寒い中ご苦労様です。感謝の気持ちです。蕎麦を食べて、体を温めてください」(同支部・原田祥二さん)。
 ボランティアたちは、温かい蕎麦を口に入れ、韓国語の「マシソヨ」や日本語の「美味しいです」などと舌鼓を打っていた。寒い中での作業の合間に、日本の蕎麦を食べてホッと一息つき、冷えた体を温めた
 ムン・ジヘさん(23)は、「1年間、東京に住んでいたことがあり、寿司や梅干、納豆など和食が大好き。ご馳走してもらって嬉しい。韓国人ボランティアの中には、日本の食文化にあまり触れられない人もいるので、とても良い機会です」と喜んでいた。