薬科大生が雪かきボランティア 



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 「少しでも地域の方の役に立てれば」。北海道薬科大学(桂岡町7・大和田榮治学長)の学生と教職員たちが、2月17日(水)13:00~14:30、校区の桂岡や銭函地区の高齢者宅を回り、雪かきボランティアを行った。
 今年初めての取組みとなった雪かきボランティアは、学生・教職員による団体「桂青会」(逢坂信孝委員長・3年)と学生ボランティア部(新井諒也部長・2年)が、「地域の冬の生活環境の向上のため」企画した。地域の回覧板などで、「雪かきします」と、希望者を募った。
yakkadai2.jpg 参加した学生31人・教職員8人は、希望が寄せられた高齢者宅に回るため8班に分かれ、スコップやママさんダンプを積んで車で現地に向かった。
 冬晴れとなったこの日は比較的温かく、薄着の学生も多く、中には手袋もしないで取組む人も。玄関前に高く積まれた雪をスコップで取り、ママさんダンプで裏庭へ運ぶ作業を何度も繰り返した。作業を進めるうちに額に汗を光らせる学生も。
 「晴れているので雪かき日和。お年寄りの方には雪かきの作業が大変なので、少しでもお役に立てればと思っている。いつもは、一人で自分の家の雪かきをしているので、みんなで作業すると楽しい」(逢坂委員長・3年、浅野裕章さん・3年)と熱心に取り組んでいた。
 銭函町の小川都美子さん(64)は、「夫は心臓病なので、私が自宅と母の家の雪かきをしていた。一人でやるのは大変で、学生さんたちが協力してくれたのですごく助かる。ありがたい」と喜んでいた。
 北海道薬科大学
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