学生団体の「ただのーと」 小樽商大でも配布


0note.jpg 学生向けポータルサイトを運営する「学生団体CamLife」(原田卓弥代表・小樽商大)が、小樽・札幌でスポンサー企業を集め、広告入りの無料ルーズリーフ「ただのーと」(B5判)作りに取り組んでいる。
 「CamLife」は、北海道大学や藤女子大学などの学生9人が集まり、2008(平成20)年に発足した。学生対象のアンケートで「無料のノートが欲しい」との回答を受けたことで、「ただのーと」を発案し、2009(平成21)年に道内で初めて配布した。
 「ただのーと」は、約90%の学生がB5のルーズリーフを使用していること、常に広告が目に入る、試験前などには何度も見直されるなど、高い利用率と回読性がウリ。学生に絞ったプロモーションができ、口コミ効果もあるという。
 今年は、「認知度を上げるため」と、新たに小樽商大でも行うことにした。8枚組1セットで、小樽商大に1,000セット、北大に2,000セットの計 3,000セットを配布する。配布方法は、すべて学生による手配り。4月下旬から5月中にかけて配る予定。
 下部広告(3,000セット・8社)は、一口50,000円。表紙広告(限定1社)150,000円。電話やメール営業をした結果、スポンサーは、今のところ、確定2社、見込み6社となっている。見込み6社のうち、3社が小樽の企業という。
 今回は、スポンサー企業に、同学生団体が運営するサイトにバナー広告を一定期間掲載するサービスを試験的に実施する。
 原田代表(20)は、「今後は、部数と大学数を増やして、道内全域に拡大したい。道内学生と企業のパイプになる新しいメディアとして発展させたい」と意気込んでいる。
 CamLife