小樽ジャンプ少年団 宮崎選手全国2位


skijump-miyazaki1.jpg 3月22日(日)に開かれた「第34回NHK杯全国少年ジャンプ大会」で、小樽ジャンプ少年団の宮崎海翔選手(天神小4年・10)が、全国2位となる快挙を達成した。
 1973(昭和48)年に発足した小樽ジャンプ少年団は、昭和50年代の最盛期に120名の団員を誇り、八木弘和・宮平秀治などのオリンピック選手を輩出した。しかし、近年のスキー人口の減少や少子化の影響で、2007(平成19)年には団員が一人となり、少年団存続の危機を迎えた。
 OB有志たちが、新入団員の募集に力を入れたことから、新たに9人が入団し、ホームの潮見台シャンツェで練習に励んでいる。子供たちは、メキメキと力をつけ、小樽市内をはじめ全道各地で行われる大会に積極的に参加している。
skijump-miyazaki2.jpg 天神小4年の宮崎海翔選手は、3月14日(日)に潮見台シャンツェで行われた「第38回 北海道新聞社杯全道少年ジャンプ大会」小学4年生以下の部で、5位に入賞していた。
 22日(日)の「第34回NHK杯全国少年ジャンプ大会」では、1回目31.50m、2回目32.00mの記録で全国2位となり、晴れの表彰台に上った。「2位になって表彰台に上がれてうれしかった。来年は、小学5・6年生の部になるけれど、また表彰台に上がれるように頑張りたい」と、さらなる飛躍を期していた。
 OB有志の石川稔さんは、「ここ3週間くらいで距離が伸びるようになった。明日は余市で大会があり、また活躍してもらえればうれしい。夏になってもサマージャンプの大会があるので、練習を重ねてレベルアップしてもらいたい」と期待を膨らませていた。
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