阪神甲子園球場で開催されている、春のセンバツ高校野球「第82回選抜高等学校野球大会」の第6日・3月28日(日)、小樽の北照高校(西田明央主将)が、秋田商業高校と対戦し、接戦の末、2－0で勝利し、2回戦に進出した。
北照は、初回裏、相手のパスボールと、又野知弥投手のソロホームランで2点を先制。この後、又野投手と西田捕手(主将)のバッテリーがさえ、秋田商に的を絞らせぬスライダーで、三振10を奪い、被安打5の好投で完封し、2－0で勝利した。
阪神甲子園球場に、10年ぶりに北照の校歌が響いた。試合時間は、1時間31分だった。
河上敬也監督は、「簡単には勝たしてくれないと思っていた。選手は、よくやってくれた。ピンチを何回もしのいでくれた。初回に、甘く高めに入ったボールを又野が良くとらえてくれた。中盤以降は、苦しかった。スライダーをどう見極めるかの徹底ができていなかった。又野投手が良く投げてくれた。よく守ってくれて、選手全員で勝ち取った勝利だと思う。選手は、期待通りの働きをしてくれた」と述べた。
ベスト８進出をかけた2回戦は、3月30日(火)、自由ヶ丘(福岡)と対戦する。
◎組合せ表
◎第82回選抜高校野球大会 vs 秋田商業（東北）
