初の海上大運動会 8月開催


 「潮まつりに匹敵するような、港を舞台とした祭りにしたい」。
 小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会(鎌田力実行委員長)は、8月1日(日)、小樽初の市民参加型の海上大運動会を、築港ベイエリアで実施する。
 同実行委は、小樽市築港のウィングベイ小樽前にある小樽港臨海公園・小樽港貯木場を再活用するため、小樽商工会議所・小樽ベイシティ開発・北海道セーリング連盟などの企業・団体で、2007(平成19)3月に発足した民間団体。
 海上に大桟橋を設置し、漁業体験やボート遊び、地引網体験、タッチプールなど、様々な海のイベントを開催し、市民に海の遊び場を提供している。
 昨年から、「潮まつりは丘の上の祭り。海の街ならではの海を舞台とした祭りを開催したい」と、市民参加型の海上大運動会構想を練り上げ、8月1日(日)に実施することにした。
 競技は、タライに乗っての一人綱引きと往復60m徒競走の2種類。小学生4年以上男女、中学生男女、高校生・一般男女の3種目の予定。桟橋と救命ロープで長さ36m幅5mの水路をつくり、この中で行う。
 綱引きは、大型チューブに100Lのタライをはめ、その中に乗って30mのロープを引き、タイムを競う。途中落水したら失格となる。
 徒競走は、1個50cm×50cmの浮き桟橋(ポンツーン)を連結して30mのコースを海上に作り、その上を往復してタイムを競う。これも落水したら失格。
 1位から3位までは、米などの日用品雑貨が賞品として贈られる。参加賞もある。
 「午前、午後で合わせて120人くらいの参加者が集まれば上出来だ。近い将来、潮まつりに匹敵するようなイベントにしたい」(平野井篤事務局長)と、多くの参加者を募っている。問合せ・申込み:0134-33-1340
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