荒天過ぎ、春の快晴 「旭展望台」 からの絶景 



 荒れた天候が通り過ぎ、春の穏やかな天候となった4月16日(金)、小樽駅の裏手にある標高190mの丘陵地にある「旭展望台」から、小樽の街並みと港を見下ろす絶景が広がった。
 旭展望台は、小樽商科大学への地獄坂を上り、小樽商業高校前を右折し、約1.5kmの坂を上った所にある。
 冬期間は、展望台までの道は閉鎖されているが、4月10日(土)からオープンした。展望台までの道のりは、心地よい樹林帯の坂道となっており、途中、ハイキングを楽しめる遊歩道(18コース)の入口がある。
 同所周辺には、小樽ゆかりのプロレタリア作家・小林多喜二の文学碑や、小田観螢の歌碑もある。小樽駅から車でたったの15分のところにあり、市民の憩いの場として親しまれている。
 10日(土)から展望台までの道がオープンしたが、ここ2、3日は、4月の降雪や強風が吹き付ける荒れた天候となり、せっかくの絶景を眺めることは出来なかった。
 16日(木)には荒天が過ぎ去り、穏やかな天候となり、同所から絶景が広がった。この日は、海上自衛隊の練習艦隊の5隻が小樽港に入港し、勝納ふ頭に停泊しており、小樽の絶景の中に灰色の艦船の姿も眺められた。
 晴れた日には、 暑寒別連峰・増毛連山 が石狩湾越しに浮かぶが、16日(木)は残念ながら眺めることは出来なかった。