「おたる祝津にしん祭り」5/22・23


nishinfes.jpg 第2回「おたる祝津にしん祭り」~たなげ!!鰊村~が、5月22日(土)・23日(日)の2日間10:00~16:00、小樽市祝津前浜(民宿青塚食堂前)で開催される。
 祝津町民や観光関係者などが中心となって作る同実行委員会(久末智章委員長)のイベント。「祝津地区の文化や歴史を生かした経済活性化」を目指す。
 同地区は、鰊漁で栄え、観光50周年を迎えた漁師町。全道で一番鰊番屋が残っていると言われる。手宮から祝津までの道道は、通称”番屋通り”とも呼ばれている。
 今年は、昨年好評だった鰊焼き1,000尾無料提供をはじめ、鰊や水産に関連したイベントを6つ企画している。小樽市やおたる水族館、第1管区海上保安本部・小樽海上保安部、北海道新聞小樽支社との協賛事業も4つ実施する。
 メインの鰊焼き1,000尾無料提供は、両日11:00から15:00までの5回、1時間ごと先着100名に行う。受付で整理券を配布する。整理券をゲットした人は、小樽前浜で獲れた鰊を、その場で炭焼きにして堪能出来る。今年は、旬の水産品や、ビール・日本酒の販売も行うため、「鰊と酒を楽しめる」。足りない人には、鰊1匹300円での販売も予定。
 小樽市漁業協同組合との協力で、地元水産品の格安提供・加工品販売、ホタテ焼きの販売なども企画。小樽港第3号ふ頭から祝津まで、観光船に乗船した先着100名には、祝津産ホタテの無料試食券を配布する。
 昨年大人気だった「祝津鰊番屋めぐりツアー」は、1回から3回に拡充した。5月22日(土)14:00、23日(日)10:30、14:00の3回で合計150名定員。近江番屋、群来陣、石蔵、茨木家中出張番屋などを巡る。
 地元飲食店・7店舗では、小樽産鰊と旬のウニを利用した「祝津特産メニューを食べよう!」を行う。「にしんのつみれカレー」(600円)、「群来そば」(1,000円)、「うにチャーハン」(850円)などオリジナル料理を提供する。
 イベント初日11:00からは、鰊の稚魚500匹の放流を行う。「鰊番屋ライトアップ」(5/8~23)もある。
 このほか、新企画として、祝津在住の墨彩画家・鈴木京子さんによる祝津物語(4/24~5/23)を行う。祝津関連の遺産や食文化、人物などを対象とした「フォトコンテスト」(4/15~5/10)の作品も募集する。
 イベント両日は、水族館の駐車場が無料となる。
 久末委員長は、「今年は、水族館の協力で駐車場が無料となるので、参加者も祝津に来やすいと思う。ただ、ビールや酒の販売も行うので、飲む人は車での来場はしないで欲しい。鰊を食べながらちょっと早いビアガーデンを楽しんでもらいたい」と話している。
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