<潮まつり> "潮風鈴"決定 打ち寄せる波音表現


ushiohurin.jpg 7月23日(金)から25日(日)まで小樽港第3号・第2号ふ頭基部で開催される「第44回おたる潮まつり」(西條文雪実行委員長)のグッズ”潮風鈴”が、このほど決定した。
 ”潮風鈴”販売は、「小樽ガラスの認知度を上げたい」と、開催40回の記念事業の一つとしてスタート。毎年、製作コンペの参加を市内のガラス工房に呼びかけ、市役所職員からの投票を参考に選考している。
 今年は、14のガラス工房に依頼したところ、7工房から18作品が寄せられた。5月8日(土)に初の市民投票、10日(月)には従来通り市役所職員の投票を実施。この結果を参考に、14日(金)の運営委員会選考会で最終的に決めた。
 決定作品は、「創造硝子工房 STUDIO J-45」の馬場雅己代表(33)の「おたる『潮の音』(うしおのね)」。心地よく、打ち寄せる波音を風鈴で表現した作品。選考されたのは、2年ぶり2回目。馬場さんは、「手に取って、それぞれの音色や硝子の表情を感じて欲しい」と喜んでいる。
 また、今回は、「インパクトが強く、子供たちに人気が出そうだ」と、「硝子工房NAKAMORI」の中森信人代表(33)の「潮金魚」を、実行委員長特別賞に選んだ。ぷっくりとした赤い金魚の体を可愛らしく表現。愛らしい口元・目元が特徴的だ。
 販売は、7月1日(木)から31日(土)まで。運河プラザ(色内2)など。「おたる『潮の音』」は300個。「潮金魚」は50個限定。いずれも1,500円(税込)。収益は、祭りの運営資金となる。