天狗山で林野火災訓練 

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rinyakasai.jpg 市の行政区域(24,300ヘクタール)のうち67%(16,200ヘクタール)を占める森林を火災から守るため、小樽市消防本部や小樽市など関係4機関が、5月26日(水)10:30から、小樽天狗山スキー場(天狗山1丁目)で合同訓練を行った。
 「関係機関との協力体制の強化、市民への林野火災への予防意識高揚、防災意識の普及」を目的に、毎年、4月26日から5月31日までの「小樽地区林野火災強調期間」に訓練を実施。今年は、小樽市産業港湾部、小樽市消防本部、小樽市消防団、中央バス観光商事株式会社の4機関47名が参加した。
 想定は、「行楽入山者の不始末と思われるタバコ火が枯草に着火、折りから続いている異常乾燥と強風により、火勢が付近雑木林を一気に襲い、飛火により火点を分散、同時多発火災へと拡大し延焼阻止の必要にせまれている」としている。
 参加機関は、119番通報、入山者の誘導、救急搬送、消防隊と消防団との連携、タンク車による中継・送水など、8項目の訓練をそれぞれ行った。入山者の誘導では、たまたま付近をパトロールしていた小樽市職員が、負傷した入山者を発見。現場に到着した救急隊は、この入山者を担架で運び、救急車両で搬送。
 消防のサイレンを鳴らしながら次々に現場に駆けつけた隊員たちは、迅速な連携プレーで、ホースの連結を行い、出火元付近上空に一斉放水し、訓練を終えた。
 市内では、5月11日(火)に、銭函5丁目の石狩湾新港組合敷地内で、原野と防風林約10平米を焼損させた林野火災が発生した。市産業港湾部・磯谷揚一部長は、この林野火災に触れ、「小樽は山に囲まれている街で、林野火災の多くはタバコ、焚き火の不始末など人為的な要因が多く、本年も銭函で1件の林野火災報告がある。本日の訓練を見学し、迅速な消火活動や救急活動など、力強いものを感じた」と講評した。