祝津の「茨木家番屋」 修復祝う記念フォーラム

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ibarakikinen1.jpg 「茨木家中出張番屋」(祝津3)の修復工事の完成を祝う記念フォーラムが、6月25日(金)15:00から、同番屋で行われた。
 同フォーラムには、関係者約50人が集まった。北海道職業能力開発大学校・駒木定正准教授、山之内建築研究所・山之内裕一代表、株式会社山谷建築店・大阪靖博建築部長の工事の苦労話や、棟札を発見し番屋の図面を起こした職能大の学生による建物の概要などに耳を傾けた。
 学生は、自ら起こした図面を紹介し、「今まで不明な点が多かった小樽市祝津の『三大網元』である茨木與八郎・茨木漁場の資料や顔写真を発見し、與八郎の経歴と漁場の概要を明らかにすることが出来た。
ibarakikinen2.jpg 調査中に棟札を発見し、これによって北海道の漁場建築の創建に関与した秋田県の棟梁・大工の例を知ることが出来た。約100年前に創建された建物を調査でき、調査によって創建時との違いを発見推察することが出来た。調査開始時に比べ今にも壊れそうな建物を修復し当時の姿に再現する事業に貢献出来たことを幸いに思います」とまとめた。
 山之内建築研究所・山之内代表は、「相当予算が厳しい状況で、修復工事には手間がかかった。しかし、地元を元気にする事業だということが救いで取り組んだ。こういった事業をたくさんやるべき」と述べた。
 フォーラム後には、竣工式とにしん街道標柱除幕式が行われた。
 修復工事を行った北後志風土ツーリズム協議会は、26日(土)10:00~15:00には、建物の内部を一般公開する。
 関連記事