技能士と一緒に木工・板金製作!「おたる技能フェスティバル」


ginoufes.jpg 「第2回おたる技能フェスティバル」が、8月1日(日)10:00~14:00、おたる自然の村(天狗山1)で行われ、約300人の子供たちが、小樽の技能士と一緒に木工や板金の製作体験を楽しんだ。
 小樽技能士会青年部(吉田茂部長)が、若い後継者の育成と職人のPR、小樽の活性化を目的に、昨年初開催。技能士とは、「永年にわたり技能の研鑽に励み、国が実施する技能検定に合格した人たちに与えられる称号」。
 2年目となった今年は、建築・左官・塗装・板金などの専門技能士が集まり、イスの木工やピカピカどろだんご、笛の製作などを実施。生憎の雨模様となったが、約300人の子供たちが会場を訪れ、技能士の指導を受けながら、木工や板金の技術を体験した。
 同青年部は、今回、子供たちの体験ばかりでなく、付き添いで訪れた保護者用に、大人の丸太切り大会を行った。太い丸太をノコギリで切り、その早さを競うゲームで、父親たちは、我が子に格好良い姿を見せようと、額に汗を浮かべながら作業に懸命となっていた。
 手宮小3年の藤田哲成くん(9)は、「すごく楽しかった。技能士さんに教えてもらってイスを作った。面白かった」と、製作したイスを抱えながら話していた。