小樽市室内プールの早期建設を 存続求める会が陳情


 「小樽市室内水泳プールの存続を求める会」(小田原温子会長)は、9月6日(月)、新「小樽市室内水泳プール」の早期建設促進を求め、12,087筆の署名とともに陳情書869件を小樽市議会(見楚谷登志議長)に提出した。
 同会は、JR小樽駅前の旧サンビル2階にあった小樽市室内水泳プールの閉鎖方針を受け、2006(平成18)年に発足。同年の第3回定例会までに、「小樽市室内水泳プール」の存続を求め署名36,000筆・陳情書254件を集め、小樽市議会に提出したが、不採択となった。
 この後、2007(平成19)年第1回定例会までに、室内水泳プールの早期建設を求め、陳情書2,031件を提出したが、市議会議員の任期満了によって審議未了・廃案。
 小樽市では、「第6次総合計画」の前期実施計画で、新・市民プール整備事業(2,800万円)を盛り込み、2013(平成25)年度までに基本設計・実施設計を行うとした。
 これを受け、同会は、2013(平成25)年度までに工事着工に入ることと、場所や施設規模について関係者や市民団体と協議を始めることの2点を 求め、9月6日(月)、12,087筆の署名とともに陳情書869件を市議会に提出した。
 小田原会長は、「この6年間で、旧小樽市室内水泳プールの存続方、新小樽市室内水泳プールの早期建設方陳情書を合わせて約3,100件、陳情署名 は約48,000名に至っています。市民の間には一日も早い建設が望まれています」と、市議会とともに、小樽市長や小樽市教育委員会にも署名簿と陳情書を届けた。
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