小樽の港の魅力 参加型アートツアーで満喫


otarukouarttour.jpg 「小樽の港・魅力再発見アートツアー」が、10月30日(土)、小樽市内で開催された。市内外から参加した70人が、アートと食と共に小樽の港の魅力を満喫した。 
 (社)小樽観光協会(色内2)と現代版北前船プロジェクト実行委員会の共催。北海道産業の基礎をつくった3拠点(空知・小樽・室蘭)を結ぶ連続催事(道央地域観光戦略会議主催)の一環として企画。
 小樽港を散策する「プロムナード~撮影会 IN 小樽港~」と、コンサート&ワインパーティ「Sound & Food session」の2部構成。
 撮影会は、運河から第3号ふ頭までのお散歩プランと南防波堤から北防波堤までのらくらくバス移動プランの2コース。お散歩コースでは、小樽おもてなしボランティア会員によるガイドで、集合場所の運河プラザ(色内2)から運河沿いに建ち並ぶ石造倉庫、北運河の北浜橋などを巡った。
 参加者たちは、ガイドの「艀があって倉庫が建ち並ぶ。昔の小樽を偲ばせる場所は、北運河の北浜橋周辺しかない。小樽の街は、勝納川 周辺から始まり、色内方面が開拓されてきた。山を削って海を埋め立てて、色内や堺町に街が広がった」との説明に耳を傾けていた。
 この間、プロカメラマンによる撮影が行われた。後日、港と参加者とが被写体となった小樽港PR作品として加工され、インターネット上で公開されることになっている。
 コンサート&ワインパーティでは、映像作家・斉藤幹男氏制作の小樽港テーマの映像作品ライブ上映が行われる中、明楽みゆきさんのチェンバロ演奏と西村サトシ&SAyAのコラボコンサートが行われ、音と光と映像の幻想的な空間が広がった。会場には、小樽ワインの新酒6種類、道産チーズ(アンジュ・ド・フロマージュ監修)と鰊ディッシュ(三輪信平監修)が用意され、参加者たちは、目と耳と口で、小樽の港の魅力を実感していた。
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