港町に破壊音 旧港湾合同庁舎の解体工事



 小樽港第3号ふ頭基部にある旧港湾合同庁舎(港町5)の外壁の解体工事が、11月15日(月)から本格的に始まった。早朝から鉄骨コンクリートの外壁の破壊音が、港町周辺に広がった。

 旧庁舎の解体工事は、6月9日から来年3月11日までの工期。財務省北海道財務局が1億2,332万2,500円で岩倉建設株式会社(札幌)に発注した。
 15日(月)から外壁の解体が始まった。重機によって、札幌側の鉄骨コンクリートや窓ガラスなどから次々に破壊。ホコリを捲き上げながら、急ピッチで作業が進められ、港町周辺には、大きな破壊音が広がっている。
 地上部分の解体を終えると、地下部分の解体が始まり、2月中には終了する見込み。解体後の土地6,200平米は、市が所有することになっている。市産業港湾部港湾室では、「多目的広場」としての利用を模索している。
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