天神小児童に科学教室 小樽工業高生が先生


kougyousensei2.jpg 北海道工業高校の生徒会とボランティア同好会の7人の高校生が、12月8日(水)、天神小学校(天神)に出向き、「小樽おもしろ科学・ものづくり 教室」を開催。4年~6年生の児童100人に科学を通してものづくりの面白さを伝えた。
 同校では、「科学およびものづくり教育」は大変重要な部分を占め、成長期における子供たちの基礎経験として、特に小学校の時から体験することが、科学やものづくりに対する感性を身に付ける上できわめて有効」と、毎年、市内の小学校を回って「小樽おもしろ科学・ものづくり教室」を開いている。
kougyousensei1.jpg 今年度5回目となった8日(水)は、生徒会(渋間靖会長)とボランティア同好会(本間伸宏会長)の7人が天神小に出向き、4年~6年生の児童100人に対し、空気と水の性質、空気と温度などの科学実験を行った。
 空気と水の性質実験は、500mlのペットボトルを利用して回転浮沈子を作ろう。”高校生先生”は、担当の菅原陽教諭の手本の後、7つのテーブルに分かれ、「もう少し水を増やしたらどうかな」、「穴はちゃんと開けたかな」と頭を悩ませながら実験を進めた。子供たちも「先生、水に浮かばないよ」、「先生、出来た」と打ち解け、和気藹々と楽しんでいた。