米ミサイル駆逐艦の小樽寄港 市民団体などが反対申し入れ


 米ミサイル駆逐艦「FITZGERALD(DDG62・フィッツジェラルド)」(8,800トン)の小樽寄港要請に対し、米空母に反対する市民の会や連合北海道小樽地区連合会などの団体が反対する申し入れを市役所に行った。
 「フィッツジェラルド」は、、「親善及び友好」を目的に、2月5日(土)9:00から9日(水)9:00までの5日間で小樽港への寄港を要請している。関連記事
 米空母に反対する市民の会は、7日(金)、市役所を訪れ、「「フィッツジェラルド」のオタル港の岸壁使用を許可しないでください」、「核もちこみはない」という外務省のことばは、いつわりです。オタル市の1982年6月28日の「核兵器廃絶平和都市宣言」を空文化しないでください」などと要請。17日(月)までに文書での回答を求めた。
 連合北海道小樽地区連合会をはじめ、後志平和運動フォーラム小樽連合会、民主党小樽支部、民主党・市民連合議員団の4団体は、11日(火)、市役所訪れ、「日米地位協定を根拠に繋留経費さえ支払わず、国民の税金を負担させてまで友好・親善を強いられる理由はない。平和を願う多くの市民・勤労者の声を真摯に受け止め、米ミサイル駆逐艦フィッツジェラレルドの小樽港入港に反対されるよう強く要請します」との文書を提出した。