大雪で除排雪作業行き届かず 市への苦情・要望209件


josetuyoubou.jpg 6日(木)からの大雪によって、市内の累積降雪量は13日(木)現在、295cmとなった。このため、市道・道道・国道の除排雪作業が行き届かず、1月以降の市への苦情・要望件数が209件(昨年148件)に上っている。
 この降雪により、市内の積雪深は76cmとなり、昨年度の50cmよりも26cm多い状況。また、北後志では、仁木町は98cm、余市町101cm、赤井川93cm、倶知安町128cmとなっている。
 小樽市では、1月10日(月)から市道の排雪作業を開始。今週は、商大や中学校周辺、長橋・入船・望洋のバス路線で行い、来週は小学校周辺と幸・桜町・本通・桂岡のバス路線を実施する予定。
 国道は、10日(月)から今月末まで、市内全域を拡幅排雪する。国道の除排雪を担当する小樽開発建設部は、事業仕分けの影響で、運搬排雪を年間2~3回だったところ1~2回、連結防止剤散布を1平米あたり30gだったところ20gに減らした。
 道道は、11日(火)から今月末にかけて天神南小樽停車場線・小樽環状線・小樽石狩線・海岸講演線・臨港線の順に排雪する。
 山田勝麿市長は、14日(金)、北後志代表の三浦敏幸町長とともに、小樽開建と小樽土木現業所を訪れ、除排雪作業強化の要望を行った。開建では、「予算が削られたといってもやってもらいたい。今年は10日連続真冬日で、雪が解けないので厳しい状況になっている。それぞれの町で苦労している。昨年だと年末に一回排雪が入っており、事情も分からないでもないが本当に要望しないといけないと思った」(山田市長)と述べた。
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