厳寒の海 海保・消防が年頭合同訓練

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 気温2℃、海水温3.5℃の厳寒の小樽港・色内ふ頭で、小樽海上保安部(村田織彦部長)と小樽市消防本部(会田泰規消防長)は、1月5日(水)09:30から、年頭合同展示訓練を行った。
 7年目となった年頭合同訓練。「新たな年における連携・協力のスタート」として、毎年、続けている。
 訓練の開始式では、村田部長が「道内でも唯一最大のマリンレジャーのメッカである石狩湾を抱えるこの海域では、救助活動の繁忙を極める」、会田消防長が「昨年は13件の水難救助が発生し、尊い命が失われた。水難救助は一刻を争う迅速な戦いが必要で、この新年の寒気厳しい中、皆さんの頼もしい勇姿を拝見し心強く感じた」と挨拶。
 今年は、港内での火災船の発生と、港内での海中転落者の救助の2訓練を披露。
 火災船の発生を想定した訓練では、救助要請を受けた消防隊員が、消防サイレンを響かせながら色内ふ頭に駆けつけ、岸壁や巡視船ほろべつで消火準備を行い、想定船目掛け一斉放水。
 海中転落者の救助訓練では、巡視船ほろべつ潜水士2人と消防本部水難救助隊2人の計4人が、岸壁から厳寒の海へ飛び込み、転落者を捜索。潜水士2人が救助者を発見すると、腕を高く上げ「要救助者確保」と仲間へ合図し、救助者を抱えながら岸壁付近まで泳いだ。岸壁で待機していた消防車のクレーンで救助者を引き揚げ、年頭合同展示訓練を終えた。