「下の句かるた会」 色内小高学年チームが優勝

 第25回小樽地区子供会「下の句かるた会」(小樽市地域子供会育成連絡協議会・小樽うしおライオンズクラブ主催)が、1月16日(日)、小樽市勤労青少年ホーム(緑1)で開かれ、色内高学年チームの3人が優勝した。
 「下の句かるた」は、北海道独自の遊びで、百人一首の「下の句詠み」の「下の句取り」。取り札が木製で、独特な書体の変体仮名で書かれているのが特徴的。3人ずつの2チーム(源・平)に分かれ、チーム内で「守備」「中堅」「攻撃」の担当を決め、横一列に並び、対戦する。
 2月27日(日)に開かれる北海道大会の出場権をかけた小樽地区大会には、稲穂連合町会、色内連合町会、オタモイ町会から計7チームが参加。年々参加する子供が減る中、今年から「下の句かるた」を始めた色内小1年生の3人が、選手宣誓した。
 大会の結果は、色内小の高学年チームが優勝した。6年生の佐藤詩織さん・塩田いつみさん・山内菜摘さんの3人は、「勝てると思わなかったけど、優勝できて嬉しい」、「最初は負けていると思っていたので勝てて嬉しい」、「楽しかった」と喜んだ。
 応援に駆けつけた色内小学校の吉田志津雄校長は、「大会に参加するチームがどんどん減って淋しい限り。そんな中で、色内の子どもたちはがんばっていますね。特に1、2年生の低学年が参加したのが素晴らしい。もっと、強いチームの胸を借りないと強くなれないかもしれませんが、2月の全道大会でも健闘してほしい」と話した。
 色内小チームでは、2月の大会に向け、さらに練習を重ねる。(写真提供:色内小PTA・中川めぐみ会長)