裸足の雪中ランニング 勧仁塾道場の空手マン



 1月30日(日)14:00 北海道勧仁塾道場(山村弘一首席師範)の空手マンたちが、「ファイト!ファイト」の掛け声を響かせながら、裸足で白い雪が積もる市内商店街をランニングした。
 心身鍛錬、健康祈願を目的とした同道場の冬の恒例行事で、今年は、幼児から大学生まで男女約100名が参加。出発時の気温は‐4.0℃と冷え込んでいたが、白い空手着に黄や青の帯をきりりと締めた空手マンたちは、元気良い掛け声を出しながら、素足で花園十字街から公園通り、花銀商店街、サンモール一番街の往復約2.5kmを疾走。
 途中、涙ぐむ女の子の姿も見られたが、先輩に優しく手を握られながら、冷たい白い雪の上を走った。サンモール一番街では、小さな足を真っ赤にさせながら、形を披露し、心身鍛錬に励んだ。周りには子供たちを見守る父母の姿も多く、一緒に走りながら、「頑張って」、「もう少し」などと声援を送っていた。
 先頭を走った田屋陽莉ちゃん(5)と和泉温希(6)くんは、「足が痛かったけど頑張った。もうやりたくない」と、かじかんだ足を母親に温めてもらっていた。