大雪で除雪費2億円を補正 小樽市


 小樽市は、今冬の大雪の影響により、除雪費に2億円の不足額が生じるため、2月23日(水)に開会する小樽市議会第1回定例会に補正予算を計上することを決めた。
 当初予算では、6地域総合除雪・中央ふ頭基部外雪処理場・その他委託除雪の委託料に5億6,300万円、貸出しダンプ・重機借上げ等の使用料・賃借料に 9,600万円、砂散布・砂小袋材料費・ロードヒーティング電気代・車両点検・修理等の需用費に2億9,100万円の計9億5,000万円を計上。
 2月15日現在の降雪状況は、累積降雪量496cm、最深積雪深123cmで、過去3ヵ年の平均降雪量417cmより79cm、平均積雪深105cmより 18cm多く、今後3月31日までの降雪量を昨年度並の198cmと設定したところ、委託料・使用料・需用費などで2億円の不足額が生じることになり、補正することになった。公共施設の除雪費や燃料で不足も生じる可能性があり、予備費として2,500万円も追加する。
 除雪費と予備費を合わせた補正額は2億2,500万円だが、今回除雪費のための国庫補助金1億4,500万円が歳入として計上されたことによって差し引き8,000万円が財源不足となった。市は、この支出の穴埋めとして、水道会計から借り入れることにした。
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