小樽にダンス留学 小学生3人が住み込み特訓


dance-ryugaku.jpg 長野と群馬の小学生3人が、小樽にダンス留学中だ。2月の大会のため、ペアのホストファミリー宅に住み込みで練習に励んでいる。
 ダンス留学を受入れたのは、ダンスうんどう塾(有幌町3・小林英夫塾長)。同塾では、全国各地で合宿を開催しているが、昨年からダンス留学の小樽受入れを始めた。
 今回は、群馬県高崎市の和田澪奈ちゃん(小2)・金井大輝くん(小6)、長野県松本市の倉科翔くん(小6)の3人が、1、2月から小樽入り。ペアのホストファミリー宅に住み込み、校区内の小学校にそれぞれ通い、授業後はダンス練習に取り組んでいる。
 澪奈ちゃんは、「音楽に合わせて踊ることが楽しい。サンバ、チャチャが好き。小樽の仲間はダンスがうまい」。
 大輝くんは、「群馬の小学校の同級生でダンス留学をしている菅原一樹くんに、ダンスは面白いと勧められて始めた。ヒップホップダンスが楽しい」
 倉科くんは、「胸を張って体を大きく見せながら踊ったり、色々なこと勉強になり楽しい。小樽は過ごしやすい街」と笑顔で語る。
 最年少の澪奈ちゃんを受入れたホストマザーの樋掛好さん(27)は、「うちは男の子が4人なので、洗濯をしていても女の子の服があると嬉しいし、女の子が家族にいたらこんな感じなんだと実感する。ただ、まだ小さい子なのでホームシックにかかって帰りたいと言っても、すぐには帰れないので、 楽しんで住んでもらえるように努力している」と話す。
 小林塾長は、「遠くの子たちが、わざわざ小樽に留学してまでダンスを習っているということが、小樽の塾の子たちの刺激になって良い。お互い刺激し合って良い結果につながる」と、練習に熱が入る。
 子供たちは、2月13日(日)に札幌、20日(日)に前橋市で開催される大会を目指し、練習に次ぐ練習を重ねている。
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