《市長選》 佐藤・中松の2陣営が公約発表


 4月17日(日)告示・24日(日)投開票の小樽市長選で、立候補を表明している佐藤静雄元衆議院議員(69)が2月末に「小樽健康ホット市宣言」と題した具体的な政策を発表したのを受け、中松義治元商工会議所専務理事(64)は、3月8日(火)に「中松よしはるの公約」を発表した。
 次期市長選には、山田勝麿市長の後継で民主・自民・公明・連合小樽・商工会議所の5団体の推薦を受ける中松氏(64)が、昨年12月21日に出馬表明し、2月1日に後援会の設立総会を開き、臨戦態勢を立ち上げた。
 これに続き、2月7日、前回市長選に挑み落選した森井秀明元市議(38)が、市長選への再挑戦を発表した。これに伴い、市長選は2陣営での選挙戦かと見られていたが、2月16日になり、森井氏同様、前回選挙で落選した佐藤氏も出馬を表明した。これにより、次期市長選は、前回と同じ構図での3者による戦いへと突入している。
 各陣営では、政策の検討を進めていたが、佐藤陣営は、いち早く2月末に、17項目からなる「小樽健康ホット市宣言」と題した政策を発表した。この宣言では、市役所を丸井デパートに移転、市立病院の民営化などが盛り込まれ、「市民が変わらなければ小樽は変わりません」と訴えた。こちら
 3月8日(火)には、中松氏が、市民力を生かした「活力あるおたる」の創造とする4年間の7つの重点公約を発表。新病院の建設を進めることや真の財政再建を掲げた。こちら
 森井氏は、4年前の政策がオフィシャルウェブサイトにそのまま掲載されており、ブログでは、「内容についても、4年前の内容となりますので、誤解されていた方がいらっしゃいましたら、大変失礼致しました」と記し、「今現在、新たな政策を具現化しているところです」と政策の発表では2陣営と比べ、遅れを取っている。
 デジタル時代の中で、佐藤・森井の2陣営は、簡易ブログ「ツイッター」やブログを活用しているが、中松陣営は、現在、ホームページもブログもツイッターも立ち上げていない。
◎佐藤静雄のOfficial Web Site ツイッター
◎森井秀明のブログ ツイッター