福島第一原発 15:36建屋から爆発音 避難範囲20kmに拡大


 3月12日(土)15:45から枝野官房長官、18:00から原子力安全・保安院が会見を開き、東京電力福島第一原子力発電所1号機から、爆発的な事象があったことが報告されたと発表した。

 14:00には、同1号機で炉心溶融の可能性を発表していたが、15:36に福島第一原発1号機の建屋から爆発音が起こり、白煙が上り、セシウム等の放射性物質を検出したという。

 これに伴い、福島県はこれまでの半径10kmまでの避難範囲を半径20kmに拡大した。炉心溶融(メルトダウン)という、日本人が、これまで経験したことがない危険領域に入り込んだことが明らかになった。