市議会第1回定例会が閉会 新年度予算など38件を可決


gikaiheikai.jpg 小樽市議会第1回定例会本会議が、3月14日(月)に開かれ、新市立病院実施設計費(1億2,000万円)を盛り込んだ新年度予算案など議案38件を可決し、閉会した。
 新年度予算案は、新病院実施設計費のほか、小中学校の耐震補強大規模改造・通学路改修費(3億3,203万円、新共同調理場土地取得事業費(2億円)、天狗山までの千秋通線などのロードヒーティング更新事業費(1億1,440万円)、オタモイの公営住宅建替事業費(3億234万円)、忍路漁港整備関連事業費(970万円)、新規高等学校卒業者雇用奨励金(1,600万円)などが計上され、全会派一致または賛成多数で可決。
 また、地域医療存続のための医師確保に関する意見書や若者の雇用対策の更なる充実を求める意見書、公共交通機関のバリアフリー化の更なる推進を求める意見書など7件を可決した。
 見楚谷登志議長は、「市内経済の活性化や雇用の創出など、喫緊の課題はもとより、新市立病院の統合新築問題、小中学校の学校規模・配置適正化問題、丸井今井の跡地問題など、小樽の将来に関わるさまざまな課題が山積しております。まもなく、市長及び市議会議員の選挙が行われますが、再挑戦される皆様におかれましては、ご健闘をご期待申し上げるとともに、厳しい選挙を勝ち抜いて再びこの議場に戻られ、英知を結集してこれらの課題解決に向けて努力いただきますようお願い申し上げます」と挨拶をし、議員・市長ら理事者、議会事務局職員などで記念撮影し、今期最後の議会を終えた。