市の部長職人事異動 略式命令の7部長留任

jinji0601.jpg 小樽市役所の中松義治市長(64)は、27日(金)11:30から記者会見を開き、6月1日(水)付で行う部長職の人事異動を発表した。
 中松市長初の人事異動となる部長職の人事は、パー券事件を受けてのもので注目された。今回の異動による昇任者数は5人となった。総務部長には迫俊哉・総務部企画政策室長を抜擢し、一挙に6歳の若返りを図った。
 空席だった産業港湾部長には工藤裕司・産業港湾部次長、会計管理者に白岩宏・総務部副参事、議会事務局長に佐藤誠一・産業港湾部観光振興室長、病院局経営管理部長に小山秀昭・病院局経営管理部次長を、それぞれ昇格させた。
 また、パー券事件の略式命令で罰金・公民権停止を受けた8人の現職部長のうち、山崎範夫・総務部長を生活環境参事(北しりべし産業廃棄物処理広域連合派遣)に異動させ、残りの7部長はすべて留任させた。 関連記事
 市長は、議会の調査特別委員会や外部の調査委員会の結果や職員懲戒審査委員会の処分を受けたら、これらの略式命令を受けた8人の部長には、その時点で処分を判断するとした。
 この人事で、市の部長職の人事は終わり、それぞれの部門の舵取り役を決めたが、部長職の大半が”前科持ち”となる異例の”中松丸”の船出となった。
 今回の人事が市民の理解を得られるのかとの質問に、「事件で市民の信頼を損なったことは十分に承知しているが、本市の山積する経済問題などの課題に、スピードを持って対応することが必要で、一時の猶予も待てない。これまでの経験知識を十分発揮して、現在の難局を乗り切るために、総合的に判断して留任とした。職員懲戒審査委員会で、関係職員の処分が行われるので、その時に改めて考えたい」とした。
 なお、次長職と課長職は6月10日頃、係長職・一般職は6月20日頃までに異動を予定している。
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 中松市長初の人事異動となる部長職の人事は、パー券事件を受けてのもので注目された。今回の異動による昇任者数は5人となった。総務部長には迫俊哉・総務部企画政策室長を抜擢し、一挙に6歳の若返りを図った。
 空席だった産業港湾部長には工藤裕司・産業港湾部次長、会計管理者に白岩宏・総務部副参事、議会事務局長に佐藤誠一・産業港湾部観光振興室長、病院局経営管理部長に小山秀昭・病院局経営管理部次長を、それぞれ昇格させた。
 また、パー券事件の略式命令で罰金・公民権停止を受けた8人の現職部長のうち、山崎範夫・総務部長を生活環境参事(北しりべし産業廃棄物処理広域連合派遣)に異動させ、残りの7部長はすべて留任させた。 関連記事
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 この人事で、市の部長職の人事は終わり、それぞれの部門の舵取り役を決めたが、部長職の大半が”前科持ち”となる異例の”中松丸”の船出となった。
 今回の人事が市民の理解を得られるのかとの質問に、「事件で市民の信頼を損なったことは十分に承知しているが、本市の山積する経済問題などの課題に、スピードを持って対応することが必要で、一時の猶予も待てない。これまでの経験知識を十分発揮して、現在の難局を乗り切るために、総合的に判断して留任とした。職員懲戒審査委員会で、関係職員の処分が行われるので、その時に改めて考えたい」とした。
 なお、次長職と課長職は6月10日頃、係長職・一般職は6月20日頃までに異動を予定している。
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