訓練準備に汗 小樽海洋少年団

 小樽海洋少年団(見延庄三郎団長)は、8日(日)09:00、色内ふ頭にある同団艇庫に集まり、船下ろし作業と周辺のゴミ拾いを行った。
 海洋少年団は、小学生から高校生までの男女が、海に親しみ、団体生活で道徳心を養い、心身ともに健康でたくましい人間の育成を目指す。
 毎年、基本動作やカッター・カヌー・ロープワークなどの海洋訓練をはじめ、宿泊研修・講義などを行う。市内の男女20人が所属する。
 生憎の曇り空となったこの日は、5月22日(日)からスタートする今年度の訓練のための準備で、団員と父母ら約30人は、救援艇「Blue Sea」とカッターボートの運搬と周辺の環境美化作業を実施した。
 小学生団員は、周辺のゴミ拾い。中学・高校生団員とお父さんたちは、船下ろし作業を行い汗を流した。老若男女が連携して速やかに作業を進め、「さあいよいよだ。何事もなく一年間訓練出来るように」と力を込めていた。