雨の手宮夜桜ライブ 収益の一部を東北の義援金に



 「第5回手宮夜桜ライブ」(島影良彌実行委員長)が、5月14日(土)・15日(日)の2日間、手宮鎮守の小樽稲荷神社境内(末広町38番)で開かれている。
 境内に焚いたかがり火をバックに、ポップスやフォークを中心としたステージライブを披露するイベント。
 初日の14日(土)は、生憎の雨模様となり、来場者の姿はまばらとなったが、実行委スタッフらが協力して会場の盛り上げに力を入れた。
 オープニングでは、後志雅友会が、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、笛、琵琶(びわ)などで、世界最古の合奏音楽「雅楽」を披露。この後、同祭りのテーマソング「坂道」を書き下ろした東京の「エバーグリーン」がステージに立ち、アップテンポやバラード曲などを手宮地区に響かせた。
 今年は、東北大震災へのチャリティーライブとして開催しており、募金集めも行っている。桜の植樹や維持管理の財源に充てるために作った桜ストラップや飲食などを販売し、その収益の一部を義援金として被災地に届けることにしている。
 2日目の15日(日)は、おがわとーる、近所で花見をしていた愉快な仲間たちなど17組が出演する。