副市長人事を提案 中松市政初の6月定例会


2council.jpg 小樽市(中松義治市長)は、6月28日(火)から開会する第2回定例会に提出する、平成23年度小樽市一般会計補正予算や国民健康保険事業特別会計など予算議案4件と工事請負契約についての議案など6議案のほか、報告等や副市長の選任についての追加予定議案などを、6月17日(金)に発表した。
 新任の迫(はざま)総務部長や政治資金規正法違反で罰金刑・公民権停止を受けた貞原財政部長らが、17日(金)15:30から記者会見を開き、議会に提出する議案の概要を説明した。
 一般会計の補正額は、長橋中学校校舎耐震補強ほか改修工事3億6,102万7,800円、桜町中学校校舎耐震補強ほか改修工事2億4,780万円の工事請負契約。雪の花酒造があった真栄の土地を、所有者の(株)北のたまゆらから、学校給食共同調理場の敷地として取得する1億9,200万円など。
 今回の補正額は、一般会計で17億3,834万円、特別会計で1億2,573万9,000円の計18億6407万9,000円。
 一般会計の予算は569億8,699万円、特別会計予算は341億7,629万6,000円となり、市の平成23年度の予算総額は、1,147億71,123万9,000円となる。
 このほか、追加議案として予定している副市長人事については「現在、庁内で作業を進めているが、外部からか内部からかも含めて、まだお応えできる段階にない。相手の方の同意を得なければならないので、申し上げることは難しい。7月中旬頃にまでは目途を付けたい。副市長の選任までには、幹部職員の処分の結論の先が見えていることが理想だと思う」(総務部長)とした。
 6月に開かれる第2回定例会は、通常では開会されている頃だが、中松市長の後援会の政治資金規正法違反事件を受けて、大幅にずれ込んでいる。このため、当初予定していた副市長人事も1ヶ月半の遅れが生じている。
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